2016年 12月 18日
レッドブル |
12/8
前日の夕方に行われた会社の人事面接は惨憺たる有様だった。知らない事を聞かれるのは仕方ないが、知っているのに答えづらい質問を畳みかけられ、頭が真っ白。メンタルごっそり削られて職場に戻った。
見た目にも分かるほど凹んでいたのだろうか、飲まない部下が飲みに誘ってくれた。嬉しいやら情けないやら。
ということで、翌日は予定通り有給とって単独で恵那。狙うはレッドブルのみ。
よく寝たつもりだったが疲れていたのか、駐車場で仮眠。
まずアップがてら猪待ちエリア。先週、ダルシムさんとセッションしたカイエン。
…リップのスロパ取りはできるのだが、マッチができん!右ヒールと左スメアのバランスに何かコツがある気がするが、打ち込むと皮がなくなるので程々にしておく。
で、レッドブル。
左ピンチにデッドする時の右足をどうすべきか、これだけ打ち込んでても未だにしっくり来ていなかった。
2手目のホールドに乗りこむか、スメアして左足メインでピョンするか、なんだけど、毎回最初にパートでおさらいする時に成功するムーヴが変わるという悩ましい状態。ちなみにこの日はスメアが好感触。先週は前者で登れそうだったんだけど、今日は止まる気配がなかった。
1便目、左ピンチを盛大にボール。でも距離は出てる。いい感じ。
レストしてると、ないくんが来た。2便目は左ピンチ取りで足が抜けて落ちた。ないくんはイルガへ。
3便目。左ピンチをまたボール。力んでるのかな…。
暗くなってきた。次のトライでダメだったらLEDランタンを取りに車に戻らねば。
4便目。左ピンチ、やっぱりボール…してるけど止まってる!何で!?
4本の指は浅くて抜けそうだけど、親指に強烈に荷重がかかってて抜けてないらしい、というのが指先の感覚で分かった。夢中で右足を移動し、水平クラックに右手を伸ばす。
気が抜けない上部を落ち着いてこなし、トップアウト。遂に登れた、という思いが短い叫びとなって迸る。
その後は何もする気にならず、ないくんのイルガを応援して帰宅。そして祝杯。憧れのラインを登れた幸せに浸った。
by tetsu-michi
| 2016-12-18 13:15
| 笠置山