2011年 05月 28日
Kalymnos備忘録 |
今回のツアーで気付いた点、注意点等を残しておきます。これからKalymnosに行く方の参考になれば幸いです。ただし、伝聞に基づく不確定な情報も多い事と、あくまで主観的な意見である事をご理解ください。
1 アクセス
アテネへの行き方は色々あるが、Etihad航空が最も安い模様。次点でEmiratesかAlitalia?
Lufthansa航空がFrankfurt-Kalymnosの直行便を出しているらしい。ただし往復2日/週と便数は少なめ。日程が合えば安く時間も短縮できる可能性あり。
Athens-Kos間は国内線のOlympic航空かAegean航空が就航。本数は前者に、価格は後者に分がある。
Kos-Kalymnos間は大型船と高速船(Kalyknos DolphinまたはKalymnos Star)がある。高速船は40分、大型船は1時間程度かかる。Kalymnos行き始発は高速船でKos発7:45。Kos行き始発は同じく高速船で、Kalymnos発5:30。この便でKos6:45発Athens行きの国内線始発に間に合う。ただし高速船のチケット売り場は朝9時からしか営業してないので、前日までにチケットを入手しておく必要あり。
2 宿
シャワー・キッチン付きで2人で泊まれる宿(Studio)がたくさんある。タオルやシーツは2日に一回等の頻度で替えてくれる所が多い。またオーナーは基本的にStudioには常駐しておらず、電話かPCメールでやりとりする事が多い。価格はピンキリだが一部屋15~50EUR/日くらい。我々は22EURでした。
色々な方の話を総合すると、価格が高いから設備が良いとも言えないのが難しいところ。特にシャワーのお湯の出具合はどこも微妙で、クライマーが帰る夕方にはどこでも出なくなりがち。備え付けの電気湯沸かし器がある場合、沸かして食器やポットに貯めて使うという手段が使える。
ちなみに我々はSakis Studiosを予約していたが、工事等で空き部屋がなくなってしまったという事でオーナーの知り合い?のMaria Studioに泊まった。ここがまぁ、お湯は出ねえわタオルもシーツも替えに来ねえわ、留守中勝手にエアコン設置工事して食器が埃まみれになるわでイマイチ。景色が良い以外はオススメできません。
3 移動
岩場への移動はレンタルスクーターを使う人が多い。が、Odysseyまでなら徒歩でOK。レンタルバイクを借りるなら一日ごとに借りた方が、給油の手間が省けていいかも。朝はだいたい8:30から、夜は9時頃まで営業している。ヘルメットも借りられる。また二人乗りする場合、後席の足置きがついているタイプを選んだ方が良い。
なおKalymnos島では路面の一部に石灰の砂利が混ぜられており、濡れていると簡単に滑る。雨後の急カーブはホント注意…。
4 気候
毎年そうなのかは分からないが、朝方は天気が悪く雨がぱらつく事が多かった。朝晩は肌寒いくらいで、風が強いとかなり寒く、薄手のダウンが欲しくなる。バイク移動時の事も考え、雨具かウインドブレーカーもあると良い。日中は晴れれば岩に日が当たり暑くなるが、乾燥しているせいか不快感は少なかった。
5 天気予報
現地の人は、Meteo(http://www.meteo.gr/)というヨーロッパの天気予報サイトを参考にしていた。Sakisのおやじの談では、週間天気予報は90%当たるとの事。
またKos-Kalymnos間の高速船と大型船は、Meteoの風速レベルを参考に運行状況が決まるらしい。風速レベルは最高12までで、レベル7で高速船が欠航。レベル9で大型船が欠航するというような事をSakisの親父が言っていた。ここらへんの情報は不確定なので、詳細は宿の主人等と連絡を密にして情報を得ると良い。
6 自炊
スーパー兼雑貨屋お土産屋みたいな小さな店がたくさんあり、食料はパン、野菜、果物、乳製品、ハム等が置いているので自炊するには十分。どこも23時頃まで営業している。また隣町のEliesには大きなスーパーがあり、品揃えは良かった。
7 外食
夜、たくさん人が入ってるお店はたいがい美味いようだが、サービスが良いかは別問題。我々が行った中ではPanos、Kokkinidis、O Myhtos、Sunriseは美味くてサービスも良く、楽しく食事できた。あとジェラート屋さん(名前分からず。町はずれにあります)。夕方には閉まってる事が多いけど、空いてたら是非!
どこも一皿のボリュームが多いので、1人1品を頼む感じでサラダ、ギリシャ伝統料理1~2品、肉か魚を頼めば3~4人で十分シェアできる感じ。パンは必ずついてくる。これでビールも頼んでも、10EUR/人を超える事はあまりなかった。
ちなみにガイジンさんを見てると、殆どの人がメインを一人一皿ずつ食べる。そりゃでかくなるわ…。
8 ギリシャ飯
Mousakaは絶対!あとTaramosarataもパンに良く合う。Souvlakiは串焼き、Gyrosはギリシャ風焼き肉。デザートで有名なのがたこ焼きじゃなくてLoukoumades。小麦粉を揚げたやつにシロップとシナモンとクラッシュナッツをかけた、シンプルでジャンキーな一品です。
食材としては、個人的にはとにかくフルーツと乳製品がオススメ!特にフルーツならオレンジ、乳製品はチーズとヨーグルト美味かったなあ~。あとKalymnos原産の蜂蜜。ヨーグルトとの相性抜群でした。
9 クライミングショップ
WILD SPORTSとClimber's Nestの二軒がある。前者の方が総合的に品揃えが豊富で、80mロープは必ず在庫がある模様。靴はSPORTIVAが中心。ただしビレイグラスは後者にしか入荷しない。
10 クライミングギア
ロープは最低でも70m。できれば80mあった方が良い。ヌンチャクは20本は欲しい。長いのがたくさんあると良い。また20本もあると必然的に重くなるので、軽いセットにした方が良い。Petzl重すぎなんじゃー!
つらつら書きましたが、総合するとクライマーにとっての天国の一つではないのかな、という印象です。行けば何とかなるので是非!
1 アクセス
アテネへの行き方は色々あるが、Etihad航空が最も安い模様。次点でEmiratesかAlitalia?
Lufthansa航空がFrankfurt-Kalymnosの直行便を出しているらしい。ただし往復2日/週と便数は少なめ。日程が合えば安く時間も短縮できる可能性あり。
Athens-Kos間は国内線のOlympic航空かAegean航空が就航。本数は前者に、価格は後者に分がある。
Kos-Kalymnos間は大型船と高速船(Kalyknos DolphinまたはKalymnos Star)がある。高速船は40分、大型船は1時間程度かかる。Kalymnos行き始発は高速船でKos発7:45。Kos行き始発は同じく高速船で、Kalymnos発5:30。この便でKos6:45発Athens行きの国内線始発に間に合う。ただし高速船のチケット売り場は朝9時からしか営業してないので、前日までにチケットを入手しておく必要あり。
2 宿
シャワー・キッチン付きで2人で泊まれる宿(Studio)がたくさんある。タオルやシーツは2日に一回等の頻度で替えてくれる所が多い。またオーナーは基本的にStudioには常駐しておらず、電話かPCメールでやりとりする事が多い。価格はピンキリだが一部屋15~50EUR/日くらい。我々は22EURでした。
色々な方の話を総合すると、価格が高いから設備が良いとも言えないのが難しいところ。特にシャワーのお湯の出具合はどこも微妙で、クライマーが帰る夕方にはどこでも出なくなりがち。備え付けの電気湯沸かし器がある場合、沸かして食器やポットに貯めて使うという手段が使える。
ちなみに我々はSakis Studiosを予約していたが、工事等で空き部屋がなくなってしまったという事でオーナーの知り合い?のMaria Studioに泊まった。ここがまぁ、お湯は出ねえわタオルもシーツも替えに来ねえわ、留守中勝手にエアコン設置工事して食器が埃まみれになるわでイマイチ。景色が良い以外はオススメできません。
3 移動
岩場への移動はレンタルスクーターを使う人が多い。が、Odysseyまでなら徒歩でOK。レンタルバイクを借りるなら一日ごとに借りた方が、給油の手間が省けていいかも。朝はだいたい8:30から、夜は9時頃まで営業している。ヘルメットも借りられる。また二人乗りする場合、後席の足置きがついているタイプを選んだ方が良い。
なおKalymnos島では路面の一部に石灰の砂利が混ぜられており、濡れていると簡単に滑る。雨後の急カーブはホント注意…。
4 気候
毎年そうなのかは分からないが、朝方は天気が悪く雨がぱらつく事が多かった。朝晩は肌寒いくらいで、風が強いとかなり寒く、薄手のダウンが欲しくなる。バイク移動時の事も考え、雨具かウインドブレーカーもあると良い。日中は晴れれば岩に日が当たり暑くなるが、乾燥しているせいか不快感は少なかった。
5 天気予報
現地の人は、Meteo(http://www.meteo.gr/)というヨーロッパの天気予報サイトを参考にしていた。Sakisのおやじの談では、週間天気予報は90%当たるとの事。
またKos-Kalymnos間の高速船と大型船は、Meteoの風速レベルを参考に運行状況が決まるらしい。風速レベルは最高12までで、レベル7で高速船が欠航。レベル9で大型船が欠航するというような事をSakisの親父が言っていた。ここらへんの情報は不確定なので、詳細は宿の主人等と連絡を密にして情報を得ると良い。
6 自炊
スーパー兼雑貨屋お土産屋みたいな小さな店がたくさんあり、食料はパン、野菜、果物、乳製品、ハム等が置いているので自炊するには十分。どこも23時頃まで営業している。また隣町のEliesには大きなスーパーがあり、品揃えは良かった。
7 外食
夜、たくさん人が入ってるお店はたいがい美味いようだが、サービスが良いかは別問題。我々が行った中ではPanos、Kokkinidis、O Myhtos、Sunriseは美味くてサービスも良く、楽しく食事できた。あとジェラート屋さん(名前分からず。町はずれにあります)。夕方には閉まってる事が多いけど、空いてたら是非!
どこも一皿のボリュームが多いので、1人1品を頼む感じでサラダ、ギリシャ伝統料理1~2品、肉か魚を頼めば3~4人で十分シェアできる感じ。パンは必ずついてくる。これでビールも頼んでも、10EUR/人を超える事はあまりなかった。
ちなみにガイジンさんを見てると、殆どの人がメインを一人一皿ずつ食べる。そりゃでかくなるわ…。
8 ギリシャ飯
Mousakaは絶対!あとTaramosarataもパンに良く合う。Souvlakiは串焼き、Gyrosはギリシャ風焼き肉。デザートで有名なのがたこ焼きじゃなくてLoukoumades。小麦粉を揚げたやつにシロップとシナモンとクラッシュナッツをかけた、シンプルでジャンキーな一品です。
食材としては、個人的にはとにかくフルーツと乳製品がオススメ!特にフルーツならオレンジ、乳製品はチーズとヨーグルト美味かったなあ~。あとKalymnos原産の蜂蜜。ヨーグルトとの相性抜群でした。
9 クライミングショップ
WILD SPORTSとClimber's Nestの二軒がある。前者の方が総合的に品揃えが豊富で、80mロープは必ず在庫がある模様。靴はSPORTIVAが中心。ただしビレイグラスは後者にしか入荷しない。
10 クライミングギア
ロープは最低でも70m。できれば80mあった方が良い。ヌンチャクは20本は欲しい。長いのがたくさんあると良い。また20本もあると必然的に重くなるので、軽いセットにした方が良い。Petzl重すぎなんじゃー!
つらつら書きましたが、総合するとクライマーにとっての天国の一つではないのかな、という印象です。行けば何とかなるので是非!
by tetsu-michi
| 2011-05-28 08:46
| Kalymnos